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皆さんこんにちは!
株式会社白岩工業、更新担当の中西です。
第4回「足場工事における安全対策とリスク管理」に続く、第5回足場工事雑学講座は、**「足場工事の品質管理とアフターケア ~長期使用のためのメンテナンスポイント」**をお届けします。組み立て・解体が終わった後も、定期的な点検と適切なメンテナンスで、足場の性能と安全性を長く維持できます。それでは早速、ポイントを見ていきましょう♪
チェック内容:クランプ・ボルトの緩み、足場脚のアンカー状態
方法:トルクレンチで規定トルクを再測定し、緩みがあれば増し締め
チェック内容:レーザー水平器での架構全体のズレ
基準:建築基準法および社内規定の許容差内(±5mm程度)
頻度 | 点検項目 | 実施方法 |
---|---|---|
毎日 | 足場脚の沈下・不均一沈下の確認 | 目視点検+手で軽く揺らしてガタつき確認 |
週1回 | ボルト・ナットの緩みチェック | トルクレンチによる増し締め |
月1回 | 支持部材(アンカー・ベースプレート)の状態確認 | 金属疲労・腐食の有無を目視 |
年1回 | 全体構造の耐久性検査 | 専門技術者による架構強度測定 |
対象部材:鋼製のクランプ、単管パイプ、アンカーボルト
方法:
表面の錆をワイヤーブラシで除去
防錆プライマーを塗布
錆止め塗料を2回塗り重ね
対象部位:クサビ緊結部、ジョイント部分
方法:定期的にシリコングリースを注入し、摩耗と固着を防止
ポイント:使用後のパイプやクランプはサイズ・種類ごとにラック保管
メリット:次回現場での取り出し効率が向上し、紛失や混合ミスを防止
方法:部材ごとにIDを付与し、傷・凹み・変形をデータベース化
効果:交換時期の目安が明確になり、安全性を維持
ひび割れ・変形のモニタリング:月次点検時に写真撮影し、AI画像解析で劣化度を定量評価
ガタつきアラート:センサー式振動モニターを設置し、異常振動発生時に自動通知
組立後検査で初期品質を確保
定期点検スケジュールを運用し、隙間なくメンテ
防錆・潤滑で部材の劣化を抑制
保管管理で次回現場の効率化
劣化モニタリングで事故を未然に防止
株式会社白岩工業では、足場工事の品質管理体制構築からアフターケアまで一貫サポート。安全性とコストパフォーマンスを両立した足場運用を実現いたします!
次回は第6回として、**「足場工事の効率化テクニック ~時短と省力化の実践法」**をお届けします。お楽しみに!